地目は「ちもく」と読みます。業界の人なら迷うことはありませんが、普通の方は「ちめ?」と一瞬考えてしまうことが多いでしょうね。
地目というのは不動産登記における分類の項目のこと。代表的な地目として、宅地、山林、田、畑があります。我々はその性格上宅地を中心にした地目との付き合いになるため、業界に何十年もいても、「見たことのない地目」が結構あります。では以下に全23種類の地目を紹介しましょう。ちなみに○印の付いている地目は登記簿謄本で見たことがあり、×は見たことがないものです。
- 田(○)
- 畑(○)
- 宅地(○)
- 学校用地(×)
- 鉄道用地(×)
- 塩田(×)
- 鉱泉地(×)
- 池沼(×)
- 山林(○)
- 牧場(×)
- 原野(○)
- 墓地(○)
- 境内地(○)
- 運河用地(×)
- 水道用地(×)
- 用悪水路(○)
- ため池(×)
- 堤(×)
- 井溝(○)
- 保安林(○)
- 公衆用道路(○)
- 公園(○)
- 雑種地(○)
結果は13勝10敗でした。皆さんはどうでしたか? なお19番は、この辺の言葉では「いみぞ」と言いますが、この場合は「せいこう」と読みます。漢字は難しいですね。